【DIY】自宅でオリジナルTシャツ作り
全国に緊急事態宣言が発令され、
いよいよ外出自粛が本格的になってきましたね。
今回は自宅で過ごす時間を楽しむ提案として、
『シルクスクリーンプリント』でのTシャツづくりを紹介したいと思います。
・太陽精機『Tシャツくん』
シルクスクリーン印刷には本来、
メッシュ(妙)、フレーム、感光乳液を要しますが、
メッシュの貼り付け、感光乳液の塗布は手間ですし、
それなりの道具をそろえる必要があります。
自宅ではなるべく手間を掛けたくないので、
既にスクリーンに感光剤が塗布してある物を購入することをおススメします。
その中でも、今回は太陽精機さんが販売している「Tシャツくん」を使用しています。
作業手順は太陽精機さんが youtubeに動画を上げていますので、
ご参照。↓
・露光時間
私は、コストを浮かせたかったので、
専用の露光機械を購入していません。
感光乳液は、主に紫外線で硬化を始めるため、
専用機械がなくても、蛍光灯、日光なんかでも露光は可能です。
写真は、スクリーンを張って図案を感光させたものです。
露光環境はくもり。直射日光で1分30秒で行いました。
図案は市販のOHPフィルムにインクジェットプリンタで出力したものを使用。
因みに、これは2回目で成功したものです。
初回は適切な露光時間が分からず3分で行ったところ、
うっすら図案が残ってはいたものの、
長すぎた為、全面硬化してしまいました。
・好きな媒体に刷ってみる
版が完成してしまえばあとは刷るだけ。
インクは水性アクリル塗料を使用しています。
因みに、インクもネットで購入可能。
ホームセンターで代用品を探すことも可能ですが、
メッシュに合わせてインクの固さ調整してあるので、
専用インクの方が後々失敗は少ないかもしれません。
試し刷りを行った後、
早速、娘のロンパースにすってみました。
ショックなことに、スクリーンを剥がすとき、
図案の吹き出し部分が少しズレて写真のような状態になってしまいました。
かすれた部分は、諦めるしかないのですが、
この「諦め」も結構重要で、慌てて拭き取ろうとすると、
余計に被害を拡大させてしまいます。
・さいごに
デザインさえ有れば自由にオリジナルグッズが作れてしまうのが、
シルクスクリーン印刷の魅力だと思います。
趣味、子供の夏休みの宿題などにも使えそうですね。
極めれば、多色刷りなど、複雑な作品も作ることが可能です。
更に、この技法は複数枚同じデザインをする場合に、
その強みを発揮します。
可能性は無限大!アナログながら夢のある技法だと感じます。
いずれ娘が絵を描くようになったら、
作品をスクリーンにしてあげたいなと、今から楽しみにしています。
是非、トライしてみてください。